屋号「透」のこと
透(とう)は、職人・砥上 透(とがみ・とおる)の名前であり、この工房の決めごとでもあります。ガラスは、嘘がつけない素材です。火加減の迷いも、最後のひと回しの妥協も、ぜんぶ透けて残る。だったら工房ごと透けてしまおう、というのが屋号の意味です。
材料費も、燃料代も、吹いた時間も、店に出さずに割った数も。すべての器に「内訳カード」を付けて売っています。読んで高いと思ったら、買わなくていい。それで成立する値段しか付けない、と決めています。
職人のこと

砥上 透(とがみ・とおる)
1981年生まれ。窓やドアに入る板ガラスの職人として働いたあと、25歳で吹きガラスに転向。富山と能登の工房で12年修業し、2011年に松本で開窯しました。吹きガラス歴20年。
板ガラス時代に覚えたのは「ガラスは正直だ」ということでした。検品で落とされる板は、遠目にはきれいでも、光を当てると面のうねりが必ず見える。吹きガラスでも同じです。だからこの工房では、昼光と斜光の二度、検品をします。
基準に届かなかった器は、店に出さずに割って原料に戻します。今年は217個。もったいない、とよく言われます。その通りです。それでも、棚の上の一客を「これは大丈夫」と言い切るために、割る数を数えて公開しています。
沿革
| 2006 | 板ガラス職人を経て、吹きガラスに転向。富山の工房で修業 |
|---|---|
| 2011 | 松本の古い倉庫を改装し「硝子工房 透」開窯 |
| 2014 | すべての器に「内訳カード」を付ける販売をはじめる |
| 2018 | 「窯出しカード」と半額吹き直しの仕組みをはじめる |
| 2021 | 吹きガラス体験を開始(金土日・各日2組) |
| 2026 | 新色「白露」を発表。定番6色に |
概要・アクセス
| 屋号 | 硝子工房 透(とう) GLASS STUDIO TOU |
|---|---|
| 代表 | 砥上 透(とがみ・とおる) |
| 所在地 | 〒390-0000 長野県松本市透町0-0-0 |
| 営業 | 金・土・日 10:00–17:00 平日は制作日。見学はご相談ください |
| 電話 | 0263-00-0000 |
| 事業 | 吹きガラスの器の制作・直販/吹きガラス体験/オーダーメイド |
※ 松本駅から車で12分・駐車場3台。バスは「透町下」下車、徒歩4分です。

